確認コードの代わりにスマートフォンへ送信されたメッセージにタップして認証する

2段階認証が有効の場合、ユーザー名とパスワード以外に確認コードの入力が必要となりますが、確認コードを入力する代わりにスマートフォンへ送信されたメッセージに対してタップすることで認証を行うことができます。ここでは確認コード入力の代わりとしてメッセージにタップして認証する方法について解説します。

1.メッセージを使った認証を設定する
2.メッセージを使ったGoogleアカウントへのログイン手順
3.メッセージを使った認証方法を削除する

メッセージを使った認証を設定する

確認コードに代わる方法を利用するには2段階認証の設定画面から設定を行います。「2段階認証の設定画面を表示する」を参考に設定画面を表示して下さい。

画面を下へスクロールすると「Google からのメッセージ」という項目があります。

「電話番号を追加」をクリックして下さい。

次のような画面が表示されます。「開始」をクリックして下さい。

使用するスマートフォン側の準備がまだできていないので次のように「お使いの Google アカウントに接続された対応するスマートフォンが見つかりませんでした。」と表示されます。

それではスマートフォン側の準備を行います。

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今回は例としてiPhoneを使用します。AppStoreで「Google」を検索して下さい。次のような「Google アプリ」が見つかりましたらインストールを行って下さい。

インストール後にアプリを起動すると次のような画面が表示されます。2段階認証でログインしたいGoogleアカウントを追加します(既に追加されていれば不要です)。画面左上のプロフィールアイコンをタップして下さい。

現在ログイン中のアカウント名が表示されている箇所をタップして下さい。

追加されているGoogleアカウントの一覧が表示されます。2段階認証でログインしたいGoogleアカウントが追加されていない場合は「アカウントを追加」をタップして追加して下さい。Googleアカウントのログイン画面が表示されるのでユーザー名、パスワード、そして確認コードを順次入力していけば追加は完了します。

これでスマートフォン側の準備は完了です。

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スマートフォン側の準備が完了するとPC側の画面が次のように変わります。「次へ」をクリックして下さい。

確認のために一度アプリを使った認証を行います。「使ってみる」をクリックして下さい。

次の画面が表示されたらアプリをインストールしたスマートフォンの画面を見て下さい。

アプリ側では次のような画面が表示されますので「はい」をタップして下さい。

これで確認は完了しました。今度音声通話やテキストメッセージによる確認コードの取得の代わりにメッセージに対してタップして認証を行うことをデフォルトの動作とする場合には「オンにする」をクリックして下さい。

デフォルトで使用される確認コードの取得方法が変更となります。(もともと設定してあった音声通話やテキストメッセージによる確認コードの取得もバックアップの方法として引き続き利用できます)。

メッセージを使ったGoogleアカウントへのログイン手順

それでは認証アプリを使って確認コードを取得し2段階認証が設定されているGoogleアカウントへログインしてみます。Googleアカウントのログイン画面を表示して下さい。

ログイン用のメールアドレス、そしてパスワードをそれぞれ入力して「次へ」をクリックして下さい。

続いてメッセージによる認証の画面が表示されます。次の画面が表示されましたらアプリがインストールされているスマートフォンでGoogleアプリを起動して下さい。

アプリの画面上に次のように表示されますので「はい」をタップして下さい。

Googleアカウントへのログインが完了しました。

このようにメッセージを使った方法だと確認コードを確認して入力するという操作の代わりにスマートフォン上に表示されたメッセージに対してタップするだけで認証を完了させることができます。

メッセージを使った認証方法を削除する

メッセージによる認証の方法は削除することができます。削除するとそれまでに使用していた確認コードを使った方法がデフォルトの認証方法となります。設定を削除するには2段階認証の設定画面を表示して下さい。「2つ目の手順」の上の方に「Google からのメッセージ(デフォルト)」という項目があります。

「Google からのメッセージ(デフォルト)」の項目に表示されているゴミ箱アイコンをクリックして下さい。

確認画面が表示されます。「OK」をクリックして下さい。

メッセージを使った認証の方法が削除されました。

スマートフォンにインストールしたGoogleアプリはそのままですので、不要であればこちらもアンインストールして下さい。

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